槍が降っても映画を観たい。

映画とゲームのことを書いていきます。ツイッター @DORO_WILSON6 です。

LOGAN ありがとうウルヴァリン #1

こんにちは、ドロです。

このレビューは過去の物になってしまいますが、少しでも数を増やしていきたいので、ご了承くださいませ。

 

今回の映画は、自分の人生で数百本の映画を観てきたなかでも、この映画は歴史に残る映画。ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンの最期の作品「LOGAN」だ。

ヒュー演じるウルヴァリンが最初にでてきたのは2000年公開の「X-MEN」この時だとまだ8歳なので、今では大好きなアメコミはもちろん、ウルヴァリンの存在すら知らない。因みにいまやアベンジャーズで超有名な「ハルク」の単体作品が2003年(これは映画館に行って観ました。下敷きもまだ残ってる!)これを鑑みると、「X-MEN」のアメコミ界での立ち位置がそれなりだってわかると思う。

しかしその2年後2002年に「MARVEL vs CAPCOM2」がPS2でリリースされた。この時がウルヴァリンとは初めての出会い。(スパイダーマンやヴェノムなんかは幼稚園児くらいの時にマヴカプの1作目で会ってる。現代っ子すごい!)

それからレンタルでX-MENを観たのが暫くしてからのこと。少なくとも、10年来のファンだ。そんなヒュージャックマンのウルヴァリンの歴史が終わるとなっては、いてもたってもいられなかった。

前置きとして
⚫︎X-MEN
ミュータントを集めたヒーローチーム

⚫︎ウルヴァリン(ローガン)
超回復能力とアダマンチウムクローをもっていてすごい強い。不老不死だったが今作では…

⚫︎プロフェッサーX(チャールズ・エグザビア)ウルヴァリンの恩師。凄まじい念動力を使う。老いさらばえ制御は効かなくなりつつある。

⚫︎ラウラ(X-23)
ウルヴァリンの前に突如現れた少女。
何か重大な秘密をかかえている。

今回はDead Pool を除くX-MENシリーズでは初めてのR-15指定作品だ。もともとウルヴァリンのイメージを、その通りに再現するのであればR-15は避けらないし、自分にとっては待ちに待った展開だった。

老いさらばえたウルヴァリンをみて寂しく思ったのも束の間、映画が始まって数分足らずでR-15のウルヴァリンをみせつけられた。圧倒された。既にこの時点で作品の中にぐいっと引き込まれた。(因みに封切り当日、もちろん23番目の席に着いた。X列はないのが残念。)

アクションは勿論素晴らしいが、肝はそこじゃない。これは親子の物語。プロフェッサーとウルヴァリンもそう。ウルヴァリンとラウラもそう。ただのアメコミムービーとは一線を画す。アメコミムービーというより、ロードムービーなのだ。
近い映画をあげるなら「レオン」や「グラン・トリノ」、「パーフェクトワールド」のそれだ。
アメコミに興味が無くてもクリント・イーストウッドの作品が好きな人は観た方がいい。笑
ただX-MENの1作目だけは観てから映画館に足を運んで欲しい。あくまで「LOGAN」はシリーズもの。そのほうが絶対に楽しめる。何故、ウルヴァリンはこんなに人を煙たがり孤独に向かおうとするのか?サリバン?プロフェッサーって何者?ウェポンX計画?などなど、シリーズを追えば追うほど「LOGAN」の素晴らしいストーリーが自然と頭に入ってくるから。逆にあとからシリーズを観てみるのもいいかもしれない。

*ネタバレ注意

最後のラウラが墓標を傾けるシーン。
これはX-MENを知らなければなにもわからないからだ。自分はここで既に止まらなかった涙が更に止まらなくなってしまった。

今回はヒュー演じるウルヴァリンの最期。だが心の何処かで、アクション映画しかりアメコミ映画のスタッフロール後の「よくある演出」を期待してはいた。だがそんなものなかったし、なくて良かった。これで終わりだ。
ありがとうローガン。
ありがとうヒュー。

あまり立派な文章は書けないので、魅力が伝えられるか心配だけれど、ほんとに素晴らしい映画だったから是非みんなにも観て欲しい。
良かったって人はコミック版LOGANと言ってもいい、「WOLVALIN OLD MAN LOGAN」もおすすめ。

 

次回予告

影に潜み確実に死を運ぶ彼は死神か。

構えた銃は的確に頭を撃ち抜くのだ。

復讐に身を捧げた男に安息の日はこない。

次回「ジョン・ウィック Chapter2」

獲物はお前だ。

 

初めまして!

初めましてドロと申します。

映画とゲームのレビューブログ
「槍が降っても映画を観たい。」初めました

 

映画鑑賞とゲームとバイクとイラスト制作を生きる糧としています。少し筋トレもします。

映画、ゲームに関してはそこそこ話せるほうだと思います。

 

基本的には映画についてが多くなると思いまが、昨今ゲームも映画並みのクオリティ。プレイできる映画みたいな作品も非常に多いです。

ゲームは子供の玩具って時代は終わりつつありますね。このブログを機に映画やゲームに、興味をもって頂けたらいいなと思います。