DEAD POOL #1
よぉ!俺ちゃんドッロプール!!
失礼。こんにちは、ドロです。
今回は…異色のR-15指定ヒーロームービー「DEAD POOL」です。
デッドプールってヒーロー皆さんご存知でした?紹介するように映画にもなりましたので、今や中々の知名度なんじゃないでしょうか。
僕は以前からデッドプールの大ファンでして、今や生活にグッズを何かしら身につけて過ごしていますが、未だにスパイダーマンと間違えられます。(せめてデスストロークと間違えて欲しい。)
なのでデッドプール布教の為にも丹念に紹介していきたいと思います。
なんで?そんなメンドくさい…って?いやいや、そもそもこの映画、MARVELはもちろんのこと洋楽や他の映画、アニメ、なんかを知っておかないとフルに楽しめないくらいにメタ表現が多いんですよ。
ストーリを追っていくだけでもそりゃ楽しいんですが、もう一歩踏み込んでいきたいって方は是非、画面をスクロールしてください。
※あまりに映画からかけ離れた原作関係については書かないように気をつけますが、今回はデッドプールにフォーカスした内容です。映画はDEAD POOL#2 で描いていきます。
では始めていきましょう。
●デッドプールの能力の秘密
主人公デッドプール(ウェイド・ウィルソン)
は元々は凄腕の傭兵。金さえ積まれれば何でもこなす。しかし、ある日末期ガンが発覚。その治療の為にウェポンX計画に参加する。そこで超回復能力ことヒーリングファクターを移植される(ウルヴァリンと同じ)一命は取り留めたものの、ガン細胞が暴走。全身の皮膚にまで転移してしまい狂気に陥ってしまう。自分を酷い目にあわせた奴らに復讐するために赤いスーツを身に纏い、デッドプールとして活動を始めるのだった。
以上がデッドプールの簡単な経緯。
ここ迄は皆さん映画を観ている方であれば知ってることかとおもいます。
ただデッドプール、ウルヴァリンと同じ能力にしては危機感がないし、違和感が…ってな方も多かったのでは?
実はデッドプール映画では描かれてはいないのですが、完全な不死なのです。何をしようが死にません。
それは死神デスが関係しているのです。
実験施設で狂気に陥ったウェイド。常人では見ることの出来ないデスの姿が見えるようになります。デスは絶望に暮れていたウェイドに関心を惹かれ近づきます。ウェイドにすっかりホの字のデスは「私と一緒になりたいなら死んでよね。ウェイド?」ウェイドもデスを気に入って狂ってるウェイドも「喜んで死ぬよ」ってな始末。(因みにデスは紫フードにボインがある不思議な骸骨の姿、お世辞にも一緒になりたいとは思えない)ここ迄もウェポンX計画の研究施設内でのお話なので、限られた環境の中、ウェイドは死のうとあらゆる手を画策するが、すんでの所で阻止されて中々上手くいかない。
そんな日々の中、偶然見つけたオールバックマッチョの変なスーツきた奴をみつける。Aマン(映画だとエイジャックスことフランシスの立ち位置)こいつがフランシスって呼ぶと見境なくブチ切れるってんで、映画よろしくおちょくり倒す。ついにやった!ボコボコにされて仮死状態になるウェイド。この方法でデスとの逢瀬を重ねます。すっかり相思相愛の2人。(この後なんやかんやあって研究施設は脱走する)
これをよく思わない男が一人。サノスだ。(こいつも神クラスのヴィランで惑星潰すのなんざ猪口才なってなクラスです、こんどのアベンジャーズで出てくる予定)デスを好いていたサノスはウェイドに不死の呪いをかけ、死なないようにして、デスに会えないようにしてしまうのでした。
これがデッドプールが死なない秘密。
だからデッドプールがどんな目に会おうが安心して映画を観れますねー。
あとは第四の壁を破れる。これが1番強いですね。読者や作者を認識したり、自分がコミックの住人だと理解してます。なのでメタ的な行動が出来ますが、他のキャラクター達はデッドプールは頭がおかしいから、うわ言を言うのだと思っています。この能力のせいでヒーローを皆殺しにする大惨事を引き起こしたことも…。
●デッドプールの見た目の秘密
他誌にデッドプールに似てる人いますよね?
そう、デスストロークです。
それもそのはずです。だってパクッ…オマージュなんですから。
DCコミックスのデスストローク(本名、スレイド・ウィルソン)はバットマンの宿敵で凄腕の傭兵。数多の武器を自在に操るり、自己再生能力をもち滅多な事では死ぬことはない。
おお、これは…今さっきみてきた、「デッドプールの能力」にソックリだ。名前も見た目も。
その通りです。実はデッドプールは使い捨てのキャラクターで、編集部の悪ノリで「デスストロークと親戚だったりしたらウケるww」くらいの感じで生まれたらしいのです。
スパイダーマンについての情報は少ないですが多分参考にはしていると思います。口数の多いところなんかソックリですからね。劇中では自身でスーツを製作しましたが、デッドプールはDCコミックスを愛読していたのかもしれないですね…笑
●デッドプールの声の秘密
映画版デッドプールは吹き替えを加瀬康之さんが演じました。(アイアンマンの人工知能ジャービスとヴィジョンも加瀬さんです、X-MEN zeroの時のデッドプールも加瀬さん)デッドプールの軽快さと格好良さを両立した演技で、ハマってましたね。字幕版はライアン・レイノルズ本人ですが、他のゲーム、アニメなどの作品だと声優のノーラン・ノースが多く演じています、個人的な意見ですが彼が1番デッドプールの声のハマリ役だと思っています。(大作ゲームのアンチャーテッドにて主人公のネイサンの声なども担当されています。)
●映画にでてくる小ネタ
・デッドプールの腕時計
オーストラリア生まれの子供向けアニメ「アドベンチャータイム」ちなみに、大人が観ても超面白いのでオススメ。
・ DCコミックスのヒーロー
デスストロークには触れなくても、同じくライアンレイノルズが演じた「グリーンランタン」研究施設に運ばれる際「緑のスーツにはするなよ!」ってのはこれのこと。
・X-MEN zero
あるシーンでフォーカスされるキン消しみたいな変なフィギュア 。これはX-MEN zeroにてファンに総叩きにあったデッドプール。黒歴史。
・ウルヴァリンネタ
わかりやすくぶち込みまくってましたね。説明の必要なし!笑笑
数が多くて思い出しきれないですね。
DVD見直します。
とまぁ、色々と書きましたが、映画は限られた時間の中でキャラクター達を描かなければなりません。それゆえに表現できないことも多々あります。キャラクターが気に入ったらコミックを追っかけたり、原作のルーツを調べたりすると更に楽しい発見がありますよ!
では次回はデッドプール#2
でお会いしましょう!
・おまけ
最近ナイトプールが流行っていますね。