スパイダーマン ホームカミング
こんばんは。ドロです。
正直、この記事が1番書きたかった。明日は「ベイビードライバー」があるから急がないと…笑
やっぱりアメコミが好きですね自分は。書いていてとても楽しい。特にMARVEL。DCにも好きなヒーローは沢山いますがやはり、MARVEL。(イメージコミックも好きだよ!)
※ネタバレは極力避けてます。
※多少、他の映画やMARVELのネタも挟みがちです。興味があればどんどん聞いてください。嬉しいです。
さて「スパイダーマン ホームカミング」観賞してきました。今までスパイダーマンことピーターパーカーを演じてきたのが、
「監督サム・ライミ版→トビー・マグワイア」「監督マーク・ウェブ版→アンドリュー・ガーフィールド」
ってな感じで上から順に来ました。どのスパイダーマンも素晴らしい出来なんですが、今回のトム・ホランド演じる「スパイダーマン ホームカミング」は本当最高傑作といってもいい出来でしょう。トビーの頃から原作のスパイダーマン像に徐々に寄せてきてる感じはしてましたが、今回でかなりバチコーーんっとハマってきましたね。カッコ悪くはないけど少しオタクっぽくてうだつは上がらない。理想のピーター像ですね。
LOGANの時にも少し触れたかもしれないですが、スパイダーマンは小さい時から本当に大好きで、もうスパイダーマンの映画に行くってだけでワクワクしちゃうんです。その昔からのスパイディのイメージに近いスパイダーマンが出来たとあってすごい興奮しましたね。設定も歴代スパイダーマンより若いですが、それを差し引いても喋る!喋る!とまらない言葉の嵐!!これでこそスパイダーマン!戦闘中も喋る喋る!ガーフィールドの時も「おっ、軽快なトーク!」なんて思いましたがトム・ホランドすごい。煩いくらいにまくしたてる笑
あとは明るい作風。全2作は割と重いんですよ。色々。まぁサム・ライミなんかホラーのイメージ強いですし、メインテーマもダニーエルフマンですし、まぁ…ってなとこもありますけどね?今回は初めから壮大な感じってよりはポップな作り方。ティーンのスパイダーマンらしいですよ。「親愛なる隣人」って通り名がやっとスクリーンでハマるようになりましたね。スパイダーマンの魅力ってのはやはり10代の側にいるヒーローってとこなんです。みんな彼に自己投影できるんです。ヒーローだけど俺たち私達と同じなんだって。アベンジャーズみたいな雲の上のヒーローじゃなくて、いつもすぐ側にいるヒーロー。それが「親愛なる隣人 スパイダーマン」なんです。
そういった意味でも、ベン叔父さんやメイおばさんを、必要以上に絡ませなかったのはやはり英断でしょうね。さんざん殺してますからね。ベン叔父さん。
テーマが重くなるし、もういい加減ファンでなくても頭に入っているでしょう。「大いなる力には大いなる責任が伴う」ってね。すごい大好きな台詞ですが、これがあるとないでは作風が大きく変わるでしょうね。
しかしそれだけでは軽いだけのティーン映画になっちまう!ここでマイケル・キートン演じるヴァルチャーですよ。いやーマイケル・キートン。バットマンやって(たまにバイオエクソシスト)バードマンやってヴァルチャーですか。翼がお好きなのかしら?
いやそんなことはさておき、いい悪役でしたねー。IMAXで観た、あの笑み!シワ!悪そう!笑原作のヴァルチャーとは真逆、超かっこいいし。笑(ショッカー…?えーっと…続けていい?)
スパイダーマンは悪役のバックボーンがいいですよね。なんかこう同情の余地を与えてくるっていうか。歴代ヴィランズを思い出してください。スパイダーマンに即死モードを選ばせたくなくなる敵役。ただあのシーンで「WARNING!!パターングリーンゴブリン!WARNING!!」って冷や汗かいた人もいたでしょう。ただこれまた凄いぞジョンワッツ監督!ヒロインのベティをこれ以上悲惨な目には合わせない男気。(ほんと彼女今回散々ですよね。グウェンよりもMJよりも)作品のテーマを必要以上に重たくしない。これは大事なことです。新生スパイダーマンなんですから。
スパイダーマンの成長を軸に置いてるんでスタークさんいい仕事してました。自分でも言ってましたが、ホント、パパの様。正直、アイアンマンくどいな。いらなくない?って思ってましたが、アイアンマンがいなくては名作になり得なかったでしょうね。
小ネタも結構挟んできましたね。
「スパイダーマンのスーツの中は皮膚がただれてるかもよ?」って旨の女の子の会話。ソイツMCUじゃないけど大丈夫??笑
「私ならソーと寝て、アイアンマンと結婚、ハルクは殺す。」ってJKの会話。凄いですよね。
アイアンマンを皮切りにアベンジャーズを中心にコミックの如くスクリーンも世界観が形成されてきました。そんななかでしか出来得ない会話ですね。なんかニヤッとします。
これからのMARVELの発展がすごい楽しみです。ただホームカミングのフラッシュをDCのフラッシュだと思ってる人いましたね。インジャスティスの看板で、「ほら、フラッシュ!!」って。もっと頑張らな。
こんな感じで振り返ってみると、LOGANの様に泣いたり、ジョン・ウィックのように復讐心に燃えたりってな、心の変化はさほど大きくはない映画なんですよ。ただちゃんとハラハラするし笑えるし、爽快なんです。これは作りの上手さですね。上映時間も絶妙な感じで「もっとスパイダーマンみせてよ!えっ…キャップ?引っ込め!!」ってな具合になるくらいに引き込まれます。
ウダウダと語ってしまいましたが、さぁ皆さんチケットを取ったら劇場に向かいましょう!明日からお休みでしょう?僕は仕事ですけどね!!
「スパイダーマン ホームカミング」
是非見てください!!
余談なんですが、今回のスパイダーマンのスーツ。すごいワクワクしませんでした?色んなウェブシューターに高機能。興奮しますよね。流石はトニースターク。体験してみたいですよね?
そんな皆様に朗報です。
すでにご存知かも知れませんが2018年にPS4のソフトでスパイダーマンがリリースされます。正直今までのスパイダーマンのゲームってのはイマイチ、パッとしない面白くないのが多いのが確かなところですが 、今回は凄いです。多くは語りません。よかったら動画をご覧になって下さい…。